TOREXがWEBサイトで提供している、実機特性比較ツールの特徴や使い方について説明します。
実機特性比較ツールは、DC/DCコンバータの効率・リップル電圧・出力電圧(ロードレギュレーション)および実装面積を容易に比較することができるツールです。
データシートに記載された特性は、製品によりバイアス条件が異なったり、同一条件で比較を行うことが困難でした。また実装面積はデータシートから判断しにくく、BOMから実装面積の推定が必要でした。 本ツールでは、同一のバイアス条件/実使用条件での特性/実装面積を比較できるので、製品を知らなくても、希望の特性/実装面積に対して最適なDC/DCを容易に選定可能です。
実機特性比較ツールの特徴・使い方
- 無料 & 登録不要
- WEBページにアクセスするだけ
- 様々なDC/DCコンバータの実測データを同一条件で容易に比較可能
- 製品を知らなくても、最適なDC/DCを選定可能
実機特性比較ツールは無償&登録不要ですので、WEBページ(https://product.torexsemi.com/ja/design-support/dcdc-efficiency-size-comparison)にアクセスすれば、即座に使用可能です。
セットアップは不要で、”Topology”⇒“Modeの選択”⇒”電源仕様の入力” をするだけで、様々なDC/DCの特性をグラフや一覧表で比較することができます。
- データシートで判断しにくい、実装面積の比較が可能
- シミュレーションでは確認が難しい、リップル電圧・ロードレギュレーションの実測データを確認可能
シミュレーションでは、実測とのずれが大きかったり、再現されない特性があります。しかしながら本ツールでは実測結果を表示するため、シミュレーションでは再現が難しいロードレギュレーションやリップル電圧を正確に確認できます。