投稿日 : 2023年11月14日 / 最終更新 : 2023年12月7日

電圧検出器の出力論理には、検出時に”L”信号を出力するタイプと”H”信号を出力するタイプがあります。検出時 “L” (アクティブ “L”) および 検出時 “H” (アクティブ “H”) と略して呼ぶこともあります。
TOREXでは、出力論理に応じて 出力端子名を変えており、検出時”L”タイプの端子名をRESETB、検出時”H”タイプの出力端子名をRESETと呼んでいます。

■出力論理の選び方

電圧検出器の出力論理は、検出時”L”タイプが一般的です。
これはMCU等のRESET端子が“L”レベルになったときに、リセットがかかるデバイスが多いためです。
検出時”H”タイプを使用する場合は、ロジック入力として”H”レベルが必要な場合に使用します。
もしくは、電池電圧が低下時に電源ラインを遮断する回路では、検出”H”タイプの電圧検出器を用いてPch FETを駆動することで、電源ラインの遮断を容易に行えます。

電池電圧低下時に電源ラインを遮断する回路例