投稿日 : 2023年6月20日 / 最終更新 : 2023年8月3日
TOREXがWEBサイトで提供している、DC/DCシミュレーションの特徴や使い方について説明します。
本シミュレーションを用いると、一般的なSpiceベースのシミュレーションでは算出の難しかったジャンクション温度の算出や最大出力電流等の算出が簡単に行えます。
これらの特性の算出方法や活用事例も説明しますので、IC選定やDC/DCの評価に活用して下さい。
DC/DCシミュレーションの特徴・使い方
- 無料 & 登録不要
- シミュレーションのセットアップ不要 / 容易な操作性
- 電源仕様の入力と同時にシミュレーション結果を表示
本シミュレーションは無償&登録不要ですので、WEBページにアクセスすれば、即座に使用可能です。
またSpiceのように、シミュレーション前のセットアップは不要で、”製品の選択”⇒“発振周波数/動作モードの選択”⇒”シミュレーション条件の入力” をするだけで、即座にシミュレーション結果を確認できます。
- DC/DCの設計・評価に必要な各種特性を表示可能
- Spiceベースのシミュレーションでは算出が難しい、ジャンクション温度・PFM時のスイッチング周波数・昇圧DC/DCの最大出力電流等が算出可能
- 静特性に特化しているため瞬時にシミュレーション結果を確認可能
静特性に特化しているため、過渡特性・AC特性はシミュレーション不可
他のシミュレーションツールと異なりDC/DCの製品選定や評価で重要な、ジャンクション温度やスイッチング周波数・昇圧DC/DCの最大出力電流を容易に確認することが可能です。